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鈴木 忠和
JAERI-M 7255, 30 Pages, 1977/09
座標回転法を用いて制約条件を持つ非線形最適化問題を解くプログラムが開発され、手法の安定性、収束効率に対する評価がなされた。座標回転法の特徴は直交座標系を常に目的関数が小さく(あるいは大きく)なる方向に回転させながら最適点を探索して行く直接探索法で、探索方向が多次元空間において自由に回転することから目的関数の等高線が深い曲がった谷を持つとき有効である。制約条件を持つ問題へのこの手法を適用するためにはR.R.AllranとS.E.J.Johnsenにより提唱された方法を改善して用いた。その方法は制約条件式を目的関数の中にぺナルティ項として付加した新しい目的関数を考え、その目的関数を制約条件無しの最適化問題として解くことに帰着させるものである。新しく開発されたプログラムは一つのサブルーチンとして最適化コードシステムSCOOPの中に組みこまれた。